プリザーブドフラワーと似ているもの

プリザーブドフラワーの性質と似ているものって?

プリザーブドフラワーの持つ色の違いによってどの位、色褪せするまでの差があるのか?

一般的には濃い色の方が色持ちがいいとされています。

例えば原色の赤、黄色、オレンジ、濃いピンク、ブルーなどは比較的長持ちしやすい傾向があります。

ただしこれは色素の種類が特定されるため全てがそうでなく、こうった色の中でも比較的変色しやすい色も含まれています。

また、これらの色は色褪せしづらい反面、濃い色であるがゆえ色素が染み出し他の部分への色移りが起こるケースにもつながりやすいという面も合わせ持っています。

だから何色が一番長持ちするか?という問題には簡単な回答が出ないのも事実なのです。

 

色褪せという問題ともう一つの問題、花の変形について述べてみたいと思います。

この変形にも様々な症状があります。

花弁の痛み、ヒビ割れ、花形の崩れ、縮小、そして落花などがあります。

ここで影響する一つの要因として保存液の内容が挙げられます。

 

最初に保存液はグリセリン(タンパク質)が主成分だと述べましたが、グリセリン=タンパク質というわけではありません。

実際のところはポリエチレングリコールという化合物をタンパク質と結合させて、植物本来のしなやかさやみずみずしさを長期間保持させる仕組みになっています。

このあたりちょっと認識が曖昧なのですが、この仕組みはある仕組みと似ています。

 

女性の方ならご存知かもしれませんが、これは一部の化粧品(非イオン性界面活性剤)とよく似ています。

すごく強引な結びつけかもしれませんが、植物をみずみずしく保存する方法はお肌に潤いを与えていつまでも保存(というと失礼ですが)する方法と似ていると思いませんか?

「いつまでも赤ちゃん肌を保ちたい。」という女性の願望はそのまま「いつまでもみずみずしい花を。」という発想に置き換えて考えてもおかしくない仕組みになっていると思うのです。

 

じゃあ化粧品にも多くの種類があるように、プリザーブドフラワーにもその技術を応用すればもっとバリエーションが広がるのに。

と思われる事でしょう。

しかし、化粧品が全ての方の肌に合わないのと同じように、お花にとってもこれは非常にナーバスな問題なのかもしれません。

 

私たちはプリザーブドフラワーを扱う際によく花を分解してハサミで切る作業を行います。

その際に気付くのはメーカーによってその感触の違いがよくわかるのです。

花弁の厚み、花弁の数、重なり具合等々。

その際、時に花弁にしなやかさがなく、花弁同士がくっついてゴムの塊のようになっている場合があります。

反面、「これちょっとヤバくない?」というくらいに生々しくプルンとした感じ、生命感を感じさせてくれるくらいに素晴らしいものもあります。

 

ただし、これが優れているものが長持ちするか?といえば全く別問題。

実際に放置して変化を確かめるまで結果がわからないものなのです。

 

今日も少し難しい話だったかもしれませんが、結論としては昨日と同じ。

プリザーブドフラワーの作り方や材料にはかなりのバリエーションがあって、私たちはそれを用途に合わせて見極め、選んでいかなければならないという努力が必要だと感じるのです。

 


florever

当店では「コロンビアの専用農場からお届け。アスクのプリザーブドフラワー」フロールエバーブランドのプリザーブドフラワーを主に使用しています。